英国チーズを堪能☆Vol.1
美味しそうなパテ♡
更にハムやサラミといったシャルキャトリが色々。
なんだかパリにいるような気持ちになる〜と、ちょこちょこ通うようになった『LAMMAS』(ランマス)六本木ヒルズ店。
(関連記事→https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/lammas.html)
そんな様子にそそられましたが、今回の目的はあくまでチーズ。
いつに通りフランス産には心惹かれる。
が、今日は初志貫徹と!フランス、イタリアは片目チェック程度にし、両目でじっくり探したのは英国チーズ☆
DさんとSさんに教えていただいたものはあるかな?とワクワクしながら。
そこでまず目に留まったのは、日替わりチーズセット。
内容を確認するとパルメザン以外はイギリスチーズだったから。
しかも中には、Dさんが教えてくださった黄色くないチェダーが入ってる!
と言うわけで最初の1個は、この日替わりな4種セットに即決。
まずこのセットに入っていた黄色くないチェダーは「Cheddar Montgomery's」(モンゴメリーチェダー)なるもの。
お店のサイトによると、イギリス・サマセットにある由緒正しい英国チェダー農家モンゴメリー家のチーズで、フォルムに布を巻き、ラードを塗ってバクテリアを寄せ熟成させる為、複雑味ある強い旨みとコクが余韻長く続くと。
ひと口食べてびっくり!よく知る癖の少ないオレンジのチェダーとは別物。
ミルク味が濃く、ちょっとナッティな香り感じられ、フランスのコンテにも通じる旨味の深さ。
夫「なんだこれ、旨いじゃないか!!」
K「だよね〜!白チェダーを知らずにチェダーを語ることなかれって感じだね。コメントでDさんに教えてもらわなかったらこんなチェダーがあるとは知らずに今後の人生も送ってますよ」
夫「今度は大きな塊で買ってきてよ」
K「コピ〜♡」
食事からの延長でイタリアワインのバローロと一緒にいただいたのですが、ちょっと違う?!な印象で、調べてみると、このチーズには果実味を感じる赤ワインの他にシングルモルトウイスキーや紅茶が合うそう。
2つめの「Coolea」(クーレオ)とはこれまた初耳チーズ。
アイルランド・コーク県のチーズで、黄色のワックスコーティングが目を引く、ゴーダタイプのチーズ。
昔ながらの動物レンネットを使用し、ワックスで18〜24ヶ月熟成されるそう。
レンネット(Rennet)とは、チーズを作る際に牛乳を固めるために使用する酵素剤のこと。
まだ乳を飲んでいる哺乳動物の胃から抽出される「キモシン」という酵素を主成分にしているそう。
初「クーレオ」は、ミルクの甘みが感じられる濃厚リッチな味わいで、これまたちょっとずつ丁寧に味わいたいチーズでした。
これに合わせたウイスキーが美味しくて!!
(話がそれるのでそのスコッチウイスキーについてはまたいつか触れたいと思います)
3つめのオレンジ色が目を引く「Shropshire Blue」(シュロップシャー・ブルー)。
何度か食べたことがあるチーズですが、その食感はポロポロ&ねっとり。
オレンジ色は、アナトー色素という天然由来成分での着色によるもので、このオレンジと青カビのコントラストにそそられる。
このチーズはイギリス・シュロップシャーが原産地だそうですが、発祥はスコットランドなのだそう。
1970年にスコットランド・インヴァーネスにあるCastel Stuart dairy というチーズ製造所で生まれたのですが、マーケティングの理由からブルーチーズの生産が盛んなイギリスの地名「シュロップシャーブルー」という名前で徐々に流通するようになったと。
(名前の印象、イメージで売り上げが変わってくることは想像できます)
味わいは一見クセモノに見えますが、ブルーチーズとしては比較的クセは少なく、マイルドで食べやすい印象です。
このチーズには黒ビールがとても合いました!
4つめの「Parmigiano Reggiano」(パルミジャーノ・レッジャーノ)は言わずと知れた北イタリアの代表的ハードチーズ。
こちらは2年熟成ものでしたが、さっぱり軽めでパクパクとアペロのおつまみにいただきました。
そしてこの日は、Sさんオススメのチーズ「Colston Bassett Stilton」もゲット☆
この続きはまた後日。
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スイスの1枚。
MDファミリーがスイスへ転勤☆
ハイジ気分でお邪魔したいと思ってます(本気)。
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